ジャンルに囚われない音楽の天才・プリンス

レトロゲー＆洋楽好きの駿河屋Sです。

あの世界的アーティストのプリンスがお亡くなりになりました。

彼の唯一無二の音楽スタイルはR&Bだけに留まらず、
ロック、ファンク、ソウル、ブルース、ジャズ、ヒップホップなど様々なジャンルを取り込んでいました。
2014年の「Art Official Age」ではEDMすらも取り込み、昇華させたファンクを披露したのも記憶に新しいところです。

ギターの腕も良く、ギタリストとしては
過小評価されているんではないかとよく話題に上がります。
といってもギターだけでなくベース、ドラム、ピアノなど様々な楽器を一流のプレーヤーなみに弾けましたが。

数多くの音源を残し、好事家の間でレア盤が取引されたプリンスですが
個人的には１stアルバムの『Prince / 愛のペガサス』には衝撃を受けました。
中でも「sexy dancer」のファンキーなベースにプリンスのセクシーな息づかいコーラスは今も色褪せない名曲です。

映画も公開されたヒット作『パープル・レイン』（1984年）はとても有名ですが、
同時に問題のある内容のレコードに貼るウォーニング・ステッカーの第一号に
なったことも話題になりました。

多くの人は映画『バットマン』（1989年）のサウンドトラックで
プリンスを知ったと思われますが、
あの作品はサウンドトラックと言うよりもオリジナルアルバムに近い作品なので、
今聴いても楽しめる素晴らしい名盤です。

多くのミュージシャンに多大な影響を与え続けてきたプリンスですが、
突然の訃報には驚き、非常に悲しい思いです。

プリンスのご冥福を心よりお祈りいたします。

R.I.P.