マイナーゲーム機好きSのレゲー話 | 優しさと感動のあるアクションRPG「イースI・II」
こんにちは。マイナーゲーム機好きのSです。
少年少女の皆様、夏休みは「ドラクエXI」でお過ごしでしょうか?
200万人以上が壮大な冒険へと旅立ってるようで私も冒険してみたいと思いますが、
今回ご紹介するRPGは「イースI・II」です。
「イース」が今年でなんと30周年ということに気付きました!
1987年に登場して以来、ニンテンドーDSやPSPにまで移植され続ける不朽の名作です。
あんまり胸がいっぱいで何を話したらいいか・・・
ということで冒険家アドル・クリスティン若干17歳で挑んだ最初の冒険、
イースの原点にして最高傑作の「イースI・II」を振り返ってみようと思います。
★イースI「今、RPGは優しさの時代へ」
1987年はRPGブームが始まった年と言えます。
家庭用ゲーム機では、
「ドラゴンクエストII」「ファイナルファンタジー」「リンクの冒険」「ファンタシースター」などなど
ファミコンやセガ・マークIIIで前年以上にRPGが発売されました。
しかし、難易度が高かったりノーヒントだったりと初心者には易しくありませんでしたので
飽きたり挫折してクリアせずに投げた人はけっこう多いかと思います。
PCゲームとして発売された「イース」もそこそこ難易度が高いですが、
初心者でもクリア可能という絶妙なバランスが画期的でした。
「ハイドライド」のように体当たり攻撃タイプの今では古臭いアクションRPGですが、
ちょっと考えれば解ける謎と、ちょっと考えれば倒せるボス戦がなかなか面白かったです。
★イースII「優しさから感動へ」
「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」が出た頃のRPGは
ストーリーがあるようで無かったようなものがほとんどだったと思います。
経験値とお金を稼ぐ冒険の日々はやがて退屈になり寝落ちしたりしましたね。
そこで登場した「イース」はストーリーも楽しめる初のRPGだったと思います。
「イースII」では当時としては珍しいアニメのようなOPシーンを加えたことと、
ドラマティックで感動的なストーリーで人気を決定付けました。
出会いと別れの哀愁が今でも魅力的なんですよね。
そしてヒロインの一人リリアの顔グラフィックも人気のひとつでしたね。
「イース」という作品自体よりもこのリリアの顔がファルコムの看板だったと思います。
★ストーリーを盛り上げる最高のBGM
あと忘れてはいけない古代祐三氏による素晴らしいBGMの数々。
まずヒロインの1人であるフィーナをイメージしたかと思われる「イースI」のOP曲「FEENA」。
ジブリアニメ並みに神秘的で切ないメロディはクリアした後に聴くと涙もの。
このメロディ聴いて思い浮かぶのはフィーナじゃなくてレアの方だったりします。
「イースII」のOP曲「TO MAKE THE END OF BATTLE」がこれまた素晴らしく、
当時流行ってたネオクラシカルHR/HM調な感じで今聴いてもシビレますね。
イングヴェイ、マカパイン、ヴィニー・ムーアあたりが好きなら気に入ると思います。
古代祐三氏はその後「ザ・スーパー忍」「アクトレイザー」「ベア・ナックル」など
数々の名作に楽曲を提供しており、
近年は「世界樹の迷宮」「大乱闘スマッシュブラザーズ」などにも関わっています。
ゲームミュージック界の重鎮なので覚えておいてほしいです。
★CD-ROMでの移植で最先端の超豪華RPGに
1989年にはPCエンジンのCD-ROMで移植され、
CD-ROM初となるRPG「天外魔境」と共に話題を呼びました。
既に完成されてる「イース」はそれをブラッシュアップし、
BGMもCD-DAになったことでクオリティが大幅向上。
容量たっぷりなので「イースI」と「イースII」を合体させて1本のソフトにすることができました。
米光亮氏によるBGMのアレンジも光っていて素晴らしかったですね。
一方「天外魔境」は試行錯誤繰り返していた結果、
CD-ROMを活かしきれず普通のRPGでイマイチでした。
あとPCエンジン版「イース」は顔のグラフィックの追加も大事件でしたね。
こんなに大きく表示されて口がパクパク動いてさらにボイスまで付いてるのだから
「イースI・II」は当時としては最先端の超豪華RPGだったのです。
そして気になるヒロインたちの声がこちら。
これはスゴイ!ドラゴンボールで言うとプーアル、チチ、ブルマです。
アドルさんは無口で有名なのでもちろん声無しです。
★優しさと感動を再び
1998年にリメイク作となる「イースエターナル」が発売されました。
買うなら「I」と「II」を1本にまとめた「イースI・II完全版」がおすすめでしょう。
さらにグレードアップしたグラフィックとサウンドで楽しめるので久々の感動でした。
体当たり攻撃は変わらないですが剣を振る描写が付いたのは良かったですね。
大人になってから見た「イースII」のエンディングはいろいろ分かることがあって悲しくもなります。
キャラデザは時代相当になり、女神のお二人は哀愁出まくりで最高ですね。
初期と比べてかなり大人っぽい雰囲気が出てます。
【PC】イースI・II [完全版普及版]
【PC】イースI・II [VISTA完全版]
その後もリメイク作が出る度にキャラデザやBGMが少しずつ変化していきましたので、
どれが最高かは人によって意見が別れるかと思います。
どのバージョンが一番かは私には決められません。
RPGの多くはクリアすると「やっと終わった」という気持ちになりますが、
「イース」の場合は「終わって欲しくない」という気持ちにさせてくれます。
それが30年経った今でも「イースI・II」をプレイしたくなる理由です。
30年経った今でも私たちイースファンはヒロイン達を救いたいのでした。
時々でいいから思い出して下さい。
「イースI・II」があったことを・・・
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