管理番号 | 中古 :145054993001 | メーカー | アージュ | 発売日 | 2016/10/28 | 定価 | 9,680円 | 型番 | IXTL-011 |
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原画 | 木菟あうる | シナリオ | 内田弘樹 | シナリオ | 山崎彬 | ||||
カテゴリ |
■ストーリー■
1983年の東ドイツ。
欧州に於けるBETA大戦の最前線であるこの国は、国民の団結を名目に、国家保安省(シュタージ)とその密告者(コラボレーター)の目が光る監視社会であった。
東ドイツ最強との誉れ高い、第666戦術機中隊・通称「シュヴァルツェスマーケン」に籍を置く主人公・テオドールは、西ドイツへの亡命に失敗し、両親を殺され妹と引き離された挙げ句、国家保安省の拷問を受けた過去を持っている。
そんな彼は、密告者の目を恐れ、誰も信じず孤独な人生を歩んでいた。
だが西ドイツからの亡命者・カティアと知り合った事で、運命が一転する。
彼女は、かつて東ドイツで大規模なクーデターを画策し闇に葬られた英雄・シュトラハヴィッツ中将の忘れ形見だったのだ。
カティアの目的は、消し去られた父の人生を知る事であったが、これが公になると関わった人間全員がただではすまない。
テオドールは、何度も事故に見せかけて戦場でカティアを葬ろうと思うが、結局できないばかりか、純真な彼女に手を差し伸べずにいられなくなる。
そんな一部始終を観察していた部隊指揮官・アイリスディーナは、彼女自身がシュトラハヴィッツの思想を受け継ぐ者であることを告白し、テオドールを仲間に引き入れる。
こうして国の命運を左右する状況に身を置くことを決意した矢先、テオドールの前に、生き別れた妹・リィズが現れる。
部隊員の誰もが彼女を国家保安省のスパイだと疑う中、テオドールだけはリィズを信じようとする。
たとえスパイでも、自分が彼女に愛情を向けていれば繋ぎ止める事は可能だとも考える。
だが非情にもリィズは大方の予想通り国家保安省のスパイであった。
そして、テオドールの説得には応じない。彼女の目的はただひとつ、テオドールと共に国家保安省に戻る事だけだった。
何故なら、この国は間もなく国家保安省のものになる事を知っていたからである。
その頃、実質的な国の支配者・国家保安省は、名実共にそれを確かなものにするためクーデターを起こす。
軍との対立が決定的なものとなるも、彼等の根回しの良さに為す術無く、666中隊の仲間も、逮捕・監禁など引き離されてしまう。
辛くも逃げおおせたテオドールとカティアは、シュトラハヴィッツの思想を受け継ぐ者達を集め、今こそ立ち上がる時だと訴えかけるのだった。
■商品内容物
・ゲームディスク(1枚)
・マニュアル
・小説
・サウンドトラックCD
・トールケース