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マイナーゲーム機好きSのレゲー話 | 【PCエンジン】スナッチャー

マイナーゲーム機好きSのレゲー話 | 【PCエンジン】スナッチャー

ちょっとだけマイナーでちょっとだけレトロなゲームが好きな駿河屋通販部Sでございます。

今週はPCエンジンの「スナッチャー」をご紹介します。

コナミのメタルギアシリーズで有名なゲームデザイナー、
小島秀夫氏が手掛けたアドベンチャーゲームの名作。
サイバーパンクSF映画の名作「ブレードランナー」をモチーフにし、
映画的な演出を導入して話題になった作品です。
アンドロイドのスナッチャーのモデルはやはり映画「ターミネーター」でしょう。
「ブレードランナー」へのオマージュがたくさん出てきますので、
プレイした後にでも一度観ておくといいかもしれません。


最初は1988年にPC-8800とMSX2で発売されましたが、
開発期間の長期化により全5章構成のうち
ACT.1とACT.2のみの未完の状態で発売されました。

その後、1990年にMSX2で「SDスナッチャー」というコミカルなキャラクターにアレンジされ
RPGとなって発売されましたが、ACT.3までのストーリーが盛り込まれました。
そして登場から4年後、PCエンジン版でついに完結となるACT.3が収録されましたが、
このACT.3はACT.3~ACT.5までを再構築したもので、
完璧とは言えないかもしれないがファンは喜んだと思います。

グラフィックは8色から512色に増え、CD-ROMを活かした
アニメーションや音声も加わってより映画的になりました。


画像はPC88版。8色でもよく書き込まれたグラフィックもまた素晴らしいです。

PCエンジン版に参加した声優は、まず主人公ギリアン・シードの声は
「ちびまる子ちゃん」のお父さん(ヒロシ)の声を担当している屋良有作。
相棒のロボット「メタル・ギア」はアラレちゃんの声で有名な小山茉美。
賞金稼ぎの謎の男ランダム・ハジルの声は
クレヨンしんちゃんの「ぶりぶりざえもん」の声を担当していた塩沢兼人。
他にも冨永みーなや納谷悟朗(ルパン三世の銭形)と豪華な声優陣です。


オープニングは容量を活かしてさらにアニメーションが加わっており、
CDの生音源によるBGMも素敵過ぎて何度も観てしまいます。
ストーリーは進むにつれ緊張感が増し、

衝撃的な展開やクライマックスはかなり驚かされました。
その衝撃のクライマックスはCDを活かして約40分間喋りまくりで贅沢です。
もうゲームじゃなく見てるだけになりますが、
このゲームが好きな人の中には何度も見た人は多いかと思います。


敵か味方か?ランダムの正体はACT.3で明らかになる!

プレイステーションで「ポリスノーツ」(1996年)が発売された後すぐに
「スナッチャー」も移植されたが、規制があったため見所である
グロシーンにはモザイクが入るなど残念な部分がありました。
同時期にセガサターンでも発売されており、こちらは規制が無いので見れます。

その後は他に移植されることも復刻されることも今のところ無いので、
もしPCエンジンやプレイステーション、セガサターンを手に入れたら必ずプレイしてほしいです。

PC-8801版
PCE版
PS版
SS版
 

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