ラブコメからホラーまで幅広く描く楠桂先生の作品に全集中!
だいぶ気温が下がり秋らしくなってまいりました!
読書用の漫画はご用意できましたでしょうか?
鬼滅を読破して読むものが今無い?
なら私からオススメするのは楠桂(くすのき けい)先生の作品だ!
私が十代の頃に読んだ漫画の中で一番印象に残っているのは楠桂(くすのき けい)先生の作品です。
明るくドタバタなラブコメからグロいホラー系まで幅広く描ける女性漫画家で、あともう数年でデビュー40周年!
繊細に描かれた美男美女の絵や秀逸なストーリーに定評があり、作品を見かけたら片っ端から読みたくなりますね。
デビュー当時はまだ中学生か高校生ぐらいだったというのにも驚きました。
今回は楠先生の作品を少しご紹介してみようと思います!
楠先生の出世作は1986年から1990年まで「少年サンデー増刊号」に連載されていた
「マザコン」をテーマにしたドタバタラブコメディ「八神くんの家庭の事情」でしょうか?
主人公の母親は主人公の妹にしか見えないと言われるほど若く見え、
やがて恋心を抱きマザコンへと目覚めて行くという斬新なストーリーで面白く何度も読みました。
母親への恋心に悩みつつ個性豊かなサブキャラに振り回され、終止ドタバタな展開なので笑いどころ満載!
一度TVドラマ化されたのだが、こちらは「大人の事情」というやつなのか
設定をいろいろ変えられてしまい楠先生は激怒したらしいです。
漫画を忠実にアニメ化したOVA作品が出てますので映像で見たい方はそちらをぜひ。
⇒【コミック】八神くんの家庭の事情 商品一覧
⇒【映像ソフト】八神くんの家庭の事情 商品一覧
そして1992年、「鬼」を題材にした漫画「鬼切丸」を連載開始し、2001年まで「少年サンデー超増刊号」に長期連載されました。
普通にアクション・ホラーかと思いきやグロさもある漫画で今でも根強い人気があります。
主人公の少年には名が無く、ただ持っている刀の名が「鬼切丸」と呼ばれているためその名で呼ばれています。
少年もまた鬼であるが同族殺しを天命とし、全ての鬼を切れば人になれると信じ大昔から現代に至るまで鬼を切り続けていました。
果たして人間になれたのかどうかは最終巻を見てのお楽しみ!
「鬼切丸」は実際する刀で、「髭切」の別名というのは刀剣乱舞ファンなら既にご存知でしょう。
本当に鬼はいたのか?鬼切丸で本当に鬼を切ったのか?ちょっとロマンがありますね。
少年誌のアクション漫画特有の成長や必殺技は無いが、秀逸なストーリーと圧倒的な画力で胸を熱くさせてくれます。
主人公の冷たそうな性格だけど優しさがあるアンチヒーロー的なカッコ良さも魅力的ですよね。
戦いが終わった後は悲哀・切なさたっぷりなので鬼滅ファンの方々にもオススメできるかと思います。
「鬼滅の刃」のような漫画が今一番求められているのであれば、「鬼切丸」は再評価されるべきではないでしょうか?
最近は平安時代から江戸時代を舞台にした「鬼切丸伝」が連載中ですので、そちらもぜひ注目して頂きたい。
「鬼切丸」はOVA作品もありますが、やはり鬼に殺されるシーンはなかなかハードです!
⇒【コミック】鬼切丸・鬼切丸伝 商品一覧
⇒【映像ソフト】鬼切丸 商品一覧
他にもマイナーな作品ですが「人狼草紙」も名作でしたね。
「鬼切丸」と並ぶ長期連載でしたので最後まで読まなかった人は多いのではないでしょうか?
戦国時代あたりが舞台の妖怪・怨霊退治もので恋愛ちょっとありというのが好きな人はこの作品はすごくオススメです。
怨霊が人狼の血をひとすすりすると物の怪に、肉をひとかけらで半獣鬼、
肉をひとかたまりで人鬼、そして心臓を喰らえば不老不死に…
主人公の太一はじつは人狼の最後の生き残りの狼牙王。
元の姿であったときに怨霊に食われまくったため少年のまま成長できず、記憶も失っていました。
化物に襲われて双子の姉、小百合が巻き添えをくらい命を落としてしまうが、
菊丸から狼牙王の力を取り戻せば生き返らせることができると聞き、
自分を食らった怨霊を倒すため菊丸とともに旅立つのでした。
この漫画はたぶん手塚治虫先生の「どろろ」を参考にした感じがしますね。
ストーリーも絵も秀逸で、感動のラストには涙できるかもしれませんよ。
私は「鬼切丸」より「人狼草紙」が好きでした。
鬼滅ロスの方には「鬼切丸」「人狼草紙」と、あとご紹介しませんでしたが「妖魔」を読んでみてはどうでしょうか?
コミックを手放してしまった方はもう一度ご購入されてみてはいかがでしょう?
忘れてしまった思い出は駿河屋で取り戻そう!
⇒【コミック】楠桂先生の関連商品一覧
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