駿河屋TOP ≫ 各種規約・ポリシー ≫ 

成年向商品に関する取扱ポリシー

成年向商品に関する取扱ポリシー

(前 文)

当社では法令・各種諸条例を遵守し、青少年の保護健全育成を目的として、成年向商 品を以下のように定義する。成年向商品とは、一般に成人向けに販売される商品であるが、その定義は広義的なものであり、明確な定義づけがなされていない。そこで、当社では成年向商品を以下のように定義し、その取扱並びに販売方法に関して基準を定める。
また、販売方針として実店舗においては、対面販売時に適切な方法にて年齢確認を行ない、明らかに18歳未満の者への販売は行わないこととする。またインターネット上における仮想店舗においては、最も適切な方法で年齢確認可能なプロセスを設定することで、実店舗同様の対応とする。
なお、実店舗ならびに仮想店舗においては、下記に定める基準に従って、18歳未満の者へ販売できない商品に関しては、その旨を最も適切と思われる方法で明示することとする。

1.成年向商品の定義

【PC ゲーム】

PC ゲームでは、コンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)の審査により、「一般作品」というカテゴリに分類されるソフト以外で、性的、あるいは過激な暴力、犯罪など教育にふさわしくない描写を含み、年齢制限(=18歳以上~、少数ながら15才以上~=R指定もある)により、18歳未満への販売が業界基準(当該業界団体により定義されている基準をいう)により禁止されている商品を示す。

【家庭用ゲーム機】

家庭用ゲーム機(プレイステーション、Xbox360、PSP、ニンテンドーDS 等)向けとして発売され、恋愛(デート、抱擁、キスシーンなど)やセクシャル(半裸、下着、水着など)の要素、暴力・恐怖(格闘ゲームにおける殴る蹴るなどの行為、身体の欠損、出血、死体などの表現)、犯罪(殺人、強盗、暴走行為など)の要素に関する表現を含むもので、18歳未満への販売が業界基準により禁止されている商品を示す。

【ビデオ・DVD ソフト】

日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)、コンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)、コンテンツ・ソフト協同組合(メディア倫)、全日本ビデオ倫理審査会(AJVS、全審)等により、それぞれ所属する会員である製作会社の作品に対して定めた倫理基準で18 歳未満への上映・販売を禁止している商品を示す。 また、上記の団体に所属していないメーカーの作品で、「自主規制作品」(いわゆるインディーズ)と呼ばれる作品(ビデ倫・ソフ倫以外の審査団体で審査を行った「インディーズ」と呼ばれる作品も含まれる。)に関しては、当社が業界水準に照査し18歳未満への販売禁止が妥当である商品を示す。。

【書籍・雑誌】

有害図書として取扱われ、性や暴力に関して露骨もしくは興味本位の取り上げ方をし、青少年の人格形成に有害である可能性があるとして、青少年保護育成条例などに基づいて都道府県知事が指定する出版物で、18歳未満の者へ販売を禁止している商品を示す。

【同人誌】

同人誌に関しては、明確な業界基準が存在せず、ある種特異的なジャンルにカテゴライズされる商品群であるが、ビデオ、DVD等の各種映像ソフトや書籍同基準に準ずる。

2.成年向商品の販売方針

当社では実店舗、仮想店舗において、前文で定義することを遵守すると同時に以下の基準で成年向商品の取扱を行なうものとする。
(1)コンプライアンスの観点から、違法性・犯罪性が明らかに認識される商品は販売しない。
(2)青少年の保護、健全育成を目的とし、18歳未満に対する規制商品に関しては制限年齢に反しての販売をしない。
(3)取扱商品当該業界の任意団体において、当該団体の適正基準を満たすことなく、結果、規制や排除勧告を受けた商品に関しては取扱を行なわない。
(4)猥褻図画や異常な暴力性を含むもの、また反社会的行為や活動を助長させるもの、更には倫理的に問題を誘発するような商品に関しては販売を行なわない。
(5)「(1)成年向商品の定義」で定められる商品に関しては、最も適正な方法にて、購入者の年齢確認を実施するものとする。
平成18年3月15日 制定