キリスト教
【内容紹介】
お金、仕事、性愛にまつわる公で語られることのない苦悩や困難を、人はいかにして癒し癒され、支え合うことができるのか。
閉鎖病棟に入院した牧師が、さまざまな出会いを通して考えた「人生の難問」について考えたこと。
誰しもが直面する生きづらさへの処方箋とは。
【著者略歴】
(ぬまた・かずや/日本基督教団 牧師。1972年、兵庫県神戸市生まれ。高校を中退、引きこもる。その後、大検を経て受験浪人中、1995年、灘区にて阪神淡路大震災に遭遇。かろうじて入った大学も中退、再び引きこもるなどの紆余曲折を経た1998年、関西学院大学神学部に入学。2004年、同大学院神学研究科博士課程前期課程修了。そして伝道者の道へ。しかし2015年の初夏、職場でトラブルを起こし、精神科病院の閉鎖病棟に入院する。現在は東京都の小さな教会で再び牧師をしている。『牧師、閉鎖病棟に入る。』(実業之日本社)、『街の牧師 祈りといのち』(晶文社)。