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単行本(実用) <<社会>> 特攻服少女と1825日 / 比嘉健二

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商品詳細情報

管理番号 BO3978488 出版社 小学館 発売日 2023/06/29 定価 1,650円
比嘉健二
カテゴリ

備考

社会
【内容紹介】
辻村深月さん他各界で「抗い難い魅力」の声 

 「この著者でしか語り得ない当時の日々と、登場する少女たちが非常に魅力的で、歪な作品であることは理解しつつ、無視できない熱量を感じた」(辻村深月氏)
「一生懸命全力で怒り、楽して生きようとは露ほども思わず、落とし前は自分でつける彼女たちのまっとうさが愛おしくなった。これぞ、生きた歴史の証。多くの読者と共有したい作品だ」(星野博美氏)
「出てくる少女たちがみんないい。編集長として立ち上げた雑誌が次第に筆者の思惑とは別に少女たちの集まる場所になっていく過程も面白かった」(白石和彌氏)

「女暴走族とその専門誌」という異色なテーマながら、選考委員の心を強く揺さぶり、大賞受賞に至った意欲作。

「一時代の一瞬の熱狂の生き証人。比嘉さんが書き残したことでレディースの女たちが、令和の今に生き生きと蘇ってきた」(ラランド ニシダ)
「正しい場所ではなかったに違いない。でもそこで少女たちがグロテスクなほどに輝いていたという事実の重さから、僕は目を背けることができない」(麻布競馬場
「“暴走族のルール”がここまで繊細に描かれていることに脱帽した」(瀧川鯉斗)
など各界からも絶賛の声が寄せられている。




 【編集担当からのおすすめ情報】 
 青年漫画や学園ドラマに登場する「ヤンキー少女」として、あるいはドキュメンタリーやニュース映像にモザイクつきで登場する「非行少女」として--
これまで、「キャラクター」としてデフォルメされて描かれて来たレディースたちの姿をフラットでありのままにとらえた、懐かしいのに新しい、唯一無二のノンフィクション作品です。
<<喧嘩は数え切らないくらい、タイマンは100回以上やってる。負けたことはないね。自然と勝ち方を身につけた。まず相手の眉間とみぞおちを狙いますね。負けた相手は裸にしてその辺を走らせますよ、そんなの何度もありますね>>
<<もう少しで卒業式、卒業式の日は派手にやってやるからな、先公見てやがれ>> 
<<鑑別所出た後、試験観察で何日間か老人ホームで働いたの。老人のニコってする顔見たらレディースの次に賭けるものはこれだって決めたの>>
こんな風に本書には、レディースたちの生々しくもエネルギッシュな発言がちりばめられています。
彼女たちの言葉やに惹きつけられて雑誌『ティーンズロード』を創刊し、雑誌編集者という立場で特攻服少女の背中を追い続けた著者の目線はどこまでも対等であり、そこには「正しい方に導いてやろう」という押しつけがましさもなければ「不良になる理由は家庭にある」などのレッテル貼りも同情もありません。

原稿の中には、当時の喧噪だけでなく13才で地元のチームに入り1年足らずで総長に登り詰め、テレビや週刊誌でも特集が組まれるほどの知名度を得るもチームを破門させられたたすえこや歴史・規模とともに日本一を誇る『スケ連』を率いたのぶこほか、当時の誌面を飾

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