マイナーゲーム機好きSのレゲー話 | 【ファミコンで読書】SFアドベンチャーゲーム特集

こんにちは。マイナーゲーム機好きのSです。
ゲームを長時間プレイするに最適な季節になりました。
読書の秋ということで去年は「PCエンジンで楽しむ秋の怖いゲーム」をご紹介しましたが、
今年はファミコンの「SFアドベンチャーゲーム」をご紹介しようと思います。
アドベンチャーゲームというジャンルをメジャーにしたのはやはり
スーパーファミコンから始まったホラー系サウンドノベルのソフトでしょう。
それ以前はけっこうマイナーなジャンルで、パソコン向けのジャンルという印象もありました。
それでも中には良質なアドベンチャーゲームは存在し、多くはSFアドベンチャーだったと思います。
★デッドゾーン(1986年)
「いっき」や「アトランチスの謎」で有名なサン電子が
ディスクシステムで発売したSFアドベンチャーゲーム。
当時ファミコンでアドベンチャーゲームはまだ、
「ポートピア連続殺人事件」「ミシシッピー殺人事件」ぐらいしか無かったと思います。
そしてこの「デッドゾーン」ですが、サン電子と思えないなかなかの良作で驚きます!
内容はライオネックスというマザーコンピュータの暴走によって捕われた
恋人マリーを助け出し脱出するというもので、
レーザービームや光線銃が飛び交うようなシーンは無いので
地味かもしれませんが独特な緊張感が良かったと思います。
当時まだ珍しかった音声合成による
「なぜ俺はここにいるんだ?」「キャリーどぇ〜す!」などのボイスは斬新でした。
後半のカークとマリーが抱き合うシーンでのライオネックスの声「マ〜リ〜」は笑えました。
中盤で何故かサン電子の代表作「いっき」のボーナスステージのパロディが始まります。
ちょっとした息抜きミニゲームかと思いきやクリアしないと先に進めないということでこれも本編です。
暗証番号入力のシーンではヒントが「ライオネックスノ アタマノ ナカヨ!」という
訳の分からないヒントなため多くの人がここで詰まりました。
もうちょっとヒントを出すと「MARY」を数字に置き換えれば正解です。
切ないエンディングは心に残りますね。
★ジーザス 恐怖のバイオモンスター(1989年)
エニックスがPCゲーム用に開発したSFアドベンチャーゲームで、
その後のアドベンチャーゲームに多大な影響を与えた作品です。
開発に音楽:すぎやまこういち、プログラマー:芸夢狂人、グラフィック:眞島真太郎と
なかなか胸熱な方々が関わっております。
謎解きは少なくストーリー重視で誰でもクリアできるという点でも好評を得ました。
ファミコン版はPC版に比べてグラフィックの解像度が落ちますが、
それでもファミコンとしてはなかなか良く出来た綺麗なグラフィックです。
当時流行っていた映画「エイリアン」「遊星からの物体X」を基にしたような内容で、
PC版からの変更でゲームオーバーが無くなりましたが、
仲間が次々とやられてく後味の悪さはそのまま。
今プレイしても楽しめるはずなので、安いうちに入手をおすすめします。
PC版にはちょっとアダルトなシーンがあったりしましたが、移植の際にカットされた他、
低年齢向けにアレンジされてるとこがありますので、
オリジナルを楽しみたい方は頑張って大昔のPCを手に入れて下さい。
PCでは続編「ジーザス2」も発売されました。
朱芳花のベッドマナーがどんなもんかが心残りであります。
★メタルスレイダーグローリー(1991年)
「星のカービィ」「MOTHER2」で有名なHAL研究所が開発したSFアドベンチャーゲームで、
当時ファミコンソフトとしては大容量の8メガROMを使用した大作です。
開発に4年以上かかっており発売する頃には既にスーパーファミコンが出てましたし、
8メガROMを使ったソフトも既にいくつかあったので話題性は低かったかと思います。
アドベンチャーゲームというジャンルもまだまだメジャーではなかったので知る人ぞ知るという感じでしたね。
クレジットされてないが、任天堂の故 岩田聡社長も開発に関わっています。
容量たっぷり使っているのでアニメーションはよく出来ており、グラフィックもなかなかよく描き込まれています。
内容はガンダム、マクロスの影響を感じさせられるもので、OVAが好きな人にはおすすめ。
キャラクターデザインに☆よしみる氏(乙佳佐明)が関わっている点もこの作品の魅力でしょう。
「メタルスレイダーグローリー」は今では高額ソフトとして有名ですが、
2000年にニンテンドウパワーというスーパーファミコンソフトの書き換え販売で発売された
リメイク版「メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット」もかなり高額です!
高額ソフトマニア必須のアイテムですね。
【FC・SFC】メタルスレイダーグローリー
【CD】メタルスレイダーグローリーオリジナルサウンドトラック[初回限定盤]
どのソフトも印象深いですが、やっぱ限界に挑んだ「メタルスレイダーグローリー」が一番好きですね。
マニア心をくすぐる部分が非常に多いからこそ今でも話題に上がるかと思います。
あと黒髪の女性が「小夜子」という名前だったことを最近になって思い出しました。
今の時代だとシシド・カフカ?と思われるかもしれないが、名前からしてモデルは山口小夜子ですよね?
ファッションモデルとして世界的に活躍し、私の好きなスティーリー・ダンの6thアルバム「Aja(彩 エイジャ)」のジャケットに起用されたこともある今や伝説の女性です。
時が経つのは早いもので亡くなられてもう10年経つんですね。
そう言えばスティーリー・ダンの方も先日、中心メンバーの一人ウォルター・ベッカーが亡くなり悲しい限りです。
「Royal Scam」や「Gaucho」も好きな曲が多くてよく聴きました。
今秋聴くスティーリー・ダンはちょっと悲しくなりそうです。
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